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経営分析の部門別・経営計画への展開可能性①

【第2話】 若手のホンネ
「会社全体の未来を考えて発言しているのに・・・」①

経営計画の策定は、自社の現在の状況を正確に把握した上で、自社の営業力、生産性、財務力、展開可能性等、全ての角度から検討されます。

ここで最も重要なことは、経営計画そのものが「実行可能性」を秘めていること。

全方向からきめ細やかに検証しなければ、その計画は絵に描いた餅となってしまいます。

貴方の創り出した経営計画、その餅は本当に食べられる餅ですか?

売上高や各種利益のUPする計画であっても、財務面まで考慮していなければ、それは片手落ちの計画です。

SPLENDID21の企業力総合評価により、あらゆる角度から矛盾がないか経営計画を検証し、「真の経営計画」を立てましょう。
 
上記のうち、下落している方のグラフは財務面を考慮していない経営計画でした。

近年の業績が良好であったため、強気に拡大展開する計画を立てていましたが、その成長に財務力が追いつかず、結果として企業力を下げてしまうところでした。
 

【SP21コラム②】

業績が悪くなってきたことは把握できているし、改善できるような計画も練っていれば全く問題はないのでは?
現状把握レベル、計画の精度や実行可能性は正確でしょうか。
決算を迎えたある課長級の方々に今期の業績について質問してみました。

X課長 : 少し悪化しましたね。

Y課長 : 今期は残念ながらXX万円の利益減でしたよ。

Z課長 : あと○年で破綻懸念領域へ突入するほど企業力を下げてしまいました。

いかがでしょうか?
未来を意識した発言のできるZ課長こそ未来を創造することができ、企業の成長に大きく貢献してくれるのではないでしょうか。

弊社の経営分析では、「改善成り行き倍率」と「悪化成り行き倍率」という指標が存在し、Z課長のような返答をさせることが可能です。

そして、Z課長のような人材へと成長させることのできる指導者こそが、真のリーダーと言えるのではないでしょうか。
 
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